ロッキーマウンテンを広島から宅配買取

ロッキーマウンテンを手間いらずで宅配買取!広島からでも売れた

街中を颯爽と走るロッキーマウンテン。フルサスで、且つ、クロスマックスのホイールに前後のディスクブレーキ。少しずつ改良してもらい、その他にもいくつか変えてもらっているため、総額で言えばいくらになるのか考えるのも恐ろしい。

愛着はあったものの海外赴任で日本を離れることになり、泣く泣く手放すことになった。海外に持っていくことも可能だが、残念ながらお金がない。ロッキーマウンテン命と自称している私だが、自転車を手放して海外に行くか、会社を辞めて自転車を取るかという局面だった。まあ、それは言いすぎだが、赴く先が問題で、正直いうと持っていきたくなかった。こちらに置いておいてもいいのだが、乗らずに放置するくらいならいっその事誰かに乗ってもらいたかった。

知り合いに売るのは値段的に気が引ける。広島、それも片隅ということも有り買取業者はあっても満足な金額を提示されなかった。そこでネットで出張できる買取業者を探していたときに、宅配買取なるものを発見した。

なんでも業者から梱包用のダンボールが送られてきて、それに入れて業者に引き渡すだけでいいらしい。ただ、中には簡単な分解を指定されることもある。正直そのあたりは業者によりバラつきがある。いくつかに絞ってネットで愛車の価格を調べて、連絡を入れた。そのあとは一番高値をつけてくれた業者に連絡を取り、あとはトントンと話しが進んだ。丁寧に磨き上げてロッキーマウンテンとの最後の盃を交わした。業者から送られてきた袋に入れて、輸送業者に託す。

「傷を付けるな」と一言添えたが、買取りに同意するかどうかはそのときはまだ決めていなかった。一応ある程度の買取り価格は聞いたが、万が一ということもある。買取りを拒否した場合は再び手元に戻ってくることになるわけだ。転勤まで時間がないとはいえ、安易に売りたくはない。

数日後に連絡がきて驚いた。予想以上に高値で売れて嬉しい反面、悲しくもあった。手塩にかけて育ててきた我が子を売りに出すような罪悪感が襲いくるも、どうにか頷いて承諾した。海外赴任が終わったら、もう一度新しい愛車を買おうと固く誓っており、私は今も寒空の下でそのときを待っている。